物がとけるとき
- 公開日
- 2023/11/27
- 更新日
- 2023/11/27
蟹っ子活動の記録
5年生は、理科で「もののとけ方」について学び始めました。この日は、食塩を水にとかし、観察を通して、「物がとけるとき」について課題を見付けようとしていました。
まず、とかす食塩を量ります。次に、食塩をティーパックに入れ、水を入れたビーカーにつけます。しばらくするとティーパックの下の方から、ビーカーの底に向かって揺れる線のようなものが見えました。「教科書の通り、塩がとけ出しているんじゃないかな」という声が聞こえました。また、あるグループでは、とかす前の食塩の形と異なるのを見て、「細くなった。なぜだろう。」や「どうして、底に向かってとけ出しているのだろう。」等の疑問をつぶやいていました。さらに、あるグループでは、見やすいように、ビーカーの位置を高くしていました。
「食塩が水にとける」ということは、生活経験からよく知っている事象です。しかし、とける仕組み等について、真剣に考えたことはあまりないと思われます。当たり前だと思っていることについて、「なぜ?」と課題を一人一人がもつことが、主体的な学びの第一歩だと考えています。今後の5年生の追究がどのように進むのか楽しみにしています。