詩三編 3月16日(月)
- 公開日
- 2020/03/16
- 更新日
- 2020/03/16
お知らせ
海達公子さんの詩集『お日さん』(1925年 詩火線社 )より三編の詩を紹介します。作者9才の時の詩集です。
「学校」
学校へきたら
たった一人であった
机たたいたら
教室一ぱいひびいた
-生徒のみなさんのいない学校はやはり寂しいものです。-
「日ぐれ」
ごはんのこげる
においがしてきた
夕焼け雲が残っている
-自分が中学生だった頃は毎日の夕食が楽しみでした。
みなさんはどうでしょうか。-
「君が代」
うたい出した
君が代
お日さんのてった
式場いっぱい
ひびいた
-入学式では卒業式で歌えなかった分まで、みなさんの元気いっぱいの
声を聴かせてくださいね。-