生徒のみなさんへ 4月14日(火)
- 公開日
- 2020/05/01
- 更新日
- 2020/05/01
大谷Voice
ここ最近の強風により、大谷中の桜並木もずいぶんと花を落としました。初めは寂しく感じましたが、よく見ると散った花びらで道の上が美しく彩られており、これもまた心動かされるものがありました。
ここで一句、「花散りぬ 踏みしめて子ら 来たるべし」(自作)
鎌倉時代の随筆『徒然草』の第137段には「花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは』(花は満開に咲いているものを、月はくもっているところがないものだけを見るものだろうか、いやそうではない。)という文章があります。
自然に触れたり、多くの体験をしたりする中で、みなさんにも兼好法師のような「物を見る目」を養っていってほしいと思います。